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はじめての相続税ナビ | 08月07日更新

相続の対象にならない財産

遺産相続をスムーズに進めていくためには相続の対象になる財産をきちんと理解しておく必要がありますが、これは非常に種類が多いのでなかなかすべてを把握するのが難しい面があります。
ですから遺産相続することが分かったらまずどんな財産が残されているのか調べて、そのうえでひとつひとつ相続の対象となる財産はどれなのか確認して行かなければなりません。

これは遺産相続することによって相続税がかかる可能性があるからで、万が一相続税の対象になっているにも関わらず期限内に納税していなければペナルティの対象になってしまうからです。
相続税の納税期限は被相続人が亡くなってから10カ月以内と定められており、それまでの段階で遺産分割協議を開いて誰がどの財産を相続するのかなどを決めておかなければなりません。

そしてもうひとつ覚えておいて欲しいのは相続の対象にならない財産で、これはマイナスの財産として扱われます。
対象となる財産はプラスになる財産ですから、相続税の計算をするときにはまずプラスの財産からマイナスの財産を引き、その総額が相続対象の財産なのでそこから基礎控除額や配偶者控除額を引いて出た金額が相続税の対象になる部分です。

それではマイナスの財産とはどんなものがあるかと言うと、まずは葬儀関係にかかったもので、墓地や墓石、仏壇、仏具、神を祀る道具といったものは原則として相続対象にはなりませんから当然相続税もかかりません。
さらに宗教、慈善、学術などの公益性があるものや心身障害者共済制度に基づくお金や寄付金なども含まれます。

そして個人の借金などもマイナスの財産として扱われるため、こちらもプラスの財産からマイナスして計算する必要があります。
ただし借金の場合は相続の対象にはなっているので、もし相続してしまうとその負担を背負わなければならない可能性も出てきます。
たとえばプラスの財産が総額5,000万円あったとしても、借金が8,000万円あればマイナスのほうが3,000万円多いのでこれを負担しなければなりません。