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はじめての相続税ナビ | 08月07日更新

相続税の延納

遺産相続をすると相続人には残された財産を引き継ぐ権利が与えられますので自身の財産が増えますが、たくさんの財産を相続すればプラスになることが多いと思われているものの、実は必ずしもそうではありません。
なぜなら遺産相続したときに相続財産の総額が基礎控除額あるいは配偶者控除額を超えたときに相続税がかかってしまうからです。

相続税の基礎控除額は3,000万円+600万円×相続人の数で計算することができ、たとえば相続人の数が2人だとすると3,000万円+600万円×2なので4,200万円が基礎控除額になります。
ですからたとえば相続財産の総額が8,000万円だったとすると、そこから4,200万円を引いて3,800万円が相続税の対象になります。
もし相続税がかかることが分かったら被相続人が亡くなってから10カ月以内のところで税務署へ納税手続きをする必要があり、もし期限内に納税できないと追加でペナルティを徴収されてしまいます。

たくさんの財産を相続したとしてもその財産に換金性がなかったり、すぐに現金として入ってこないものであれば自身の財産から相続税を納めなければなりませんので相続財産が多ければ多いほど負担も多くなる可能性があるのです。
もしそうなってしまったときには期限が来る前のところで相続税の延納手続きをすることができますので、まずは税務署へ連絡して延納手続きをしましょう。

延納するための条件は相続税の納税期限前に延納申請書を提出すること、相続税額が合計で10万円を超えること、一度に現金で納めるのが困難である正当な事情があること、延納に見合う担保を提供すること(ただし延納税額が50万円未満かつ延納期間が3年以下の場合は担保不要です)があげられます。
担保として認められるものは国債、地方債、社債その他の有価証券、土地、建物、立木、自動車、船舶、機械、財団などがあげられますから、これらの財産を相続する場合は担保として延納手続きをすることができます。